コイヌのポエム
いつもの電車から降りて
必死に 私の目は ありもしないものを 見つめる
あなたに出逢って 変わったことは 涙もろくなったことで
改札を抜ければ待ち合わせ場所
大きすぎるくらいの空に小さな自分を感じている
そしてわすれず
繰り返し繰り返し 似通った日々があたしを形作っているから
風にもまけず
小さな町の小さな公園で
そんなことが
それが恐くて
閉ざされていては何も生まれはしない
見なければならないものを見ているだろうか
AUTO POEM